「久しぶりにサイトを見ているのだけど、安全なのか不安」「放置していたのにMozCheckで診断をしたら結果が良かった」
そんな風に不思議に感じて検索からこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
実はWordPressには、自動で安全性を維持する仕組みがあります。
この記事では、
- なぜ放置していたサイトがMozCheckでの診断結果が高評価になるのか
- WordPressの自動更新の仕組み
- 本当にそのままで大丈夫なのか
を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
この記事だけで、今のサイトがどんな状態かがしっかり理解できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
WordPressは自動でセキュリティ更新を行っています
WordPressには、メンテナンスバージョンの自動更新という仕組みがあります。
メンテナンスバージョンとは、バグ修正やセキュリティ修正だけを行う更新で、重大な脆弱性を放置しないために、WordPressが自動で適用してくれる機能です。
これにより、多くのサイトは、管理者が何もしなくても最低限の安全性が保たれている状態になります。
自動更新されるバージョンとは?
WordPressのバージョンは以下のような構成になっています。
<メジャー>.<マイナー>.<メンテナンス>(例: 6.4.2)| 項目 | 内容 | 自動更新対象 |
|---|---|---|
| メジャーバージョン | 6.x.x の「6」 | ❌ |
| マイナーバージョン | x.4.x の「4」 | ❌ |
| メンテナンスバージョン | x.x.2 の「2」 | ✅ |
例えば…
執筆時点(2025年3月)でも、
2014年にリリースされたWordPress 4.1系は、
最新版4.1.41(2024年10月11日公開)が提供され続けており、脆弱性修正は適用済みです。
つまり、古いバージョンでも、メンテナンス更新によって、最低限の安全性は維持されています。
それでも放置はおすすめできない理由
安全が保たれていると言っても、以下の注意点があります。
❌ プラグインやテーマは自動更新されないことが多い
- 多くのプラグインやテーマは、WordPress本体とは別にアップデートが必要です。
- 古い状態のまま使っていると、脆弱性や動作不良の原因になります。
❌ メジャー・マイナーアップデートは手動
- 新しい機能の追加やパフォーマンス改善は、手動更新が必要です。
- WordPress自体も、常に最新版が推奨されています。
❌ 公式テーマ以外は更新されない場合がある
独自開発テーマや、有料テーマ、外部サイトで購入したテーマなどは管理画面からの更新機能での対象外となるケースが多く、放置すればそのまま古いバージョンが使われ続けます。
また、一部ユーザーは wp-config.php や functions.php に記述を加え、WordPress本体の自動更新を意図的に停止している場合もあります。この設定があると、メンテナンスバージョンによるセキュリティ修正すら適用されていない可能性もあります。
実はテーマやプラグインが古い・自動更新が無効化されているといったリスクが潜んでいることがあるので注意しましょう。
安全のためにやっておきたいこと
- 定期的に管理画面を開いて更新が無いかチェック
- プラグイン・テーマの更新も忘れずに
これらを行うことで、放置されたサイトでも、より安心して運用することができます。
MozCheckで安全を確認する手間を無くす
WordPressの自動更新は非常に便利ですが、すべての問題を解決してくれるわけではありません。特に、自動更新が無効化されていないかは、外部から診断しないと気づきにくいポイントです。
そこで、WordPressのバージョンが安全かどうかを手軽に確認するためには、MozCheckのような診断ツールを活用することをおすすめします。
MozCheckでは、取得したWordPressのバージョン番号から最新の物かを判別、番号から自動更新がONになっているのか推測して表示、セキュリティに関わる重要なポイントを診断し、分かりやすく結果を表示します。
MozCheckの診断で使われているWordPressバージョンの指標について
mozcheckでは、WordPressのバージョンを以下の基準で診断しています。
✅ 1. メンテナンスバージョンが最新か
- WordPress本体のメンテナンスバージョン(例: x.x.2)が最新かどうかを診断します。
- セキュリティ更新が適用されているかをチェックする、最も基本的な指標です。
- 最新のメンテナンスバージョンであれば、古いバージョン系列(4.x系や5.x系など)でも安全性は確保されていると評価します。
✅ 2. サポートされているバージョンか
- WordPress.orgがセキュリティサポート対象としているバージョンかどうかを確認します。
- 古すぎるバージョン(3系以前など)は、自動更新があってもそもそもサポート外となるため、低評価になります。
✅ 3. メジャーバージョン・マイナーバージョンは参考評価
- 診断時にメジャーバージョン(6.x系など)やマイナーバージョン(6.4.xなど)は、参考情報として表示されますが、これだけで低評価にはなりません。
- なぜなら、メンテナンスバージョンが最新であれば、最低限の安全性は保たれているからです。
✨ ポイント
診断結果が「高評価」になるのは、
メンテナンスバージョンが自動更新で最新になっている
からであり、必ずしも「最新のWordPressが使われている」という意味ではありません。
自動更新の項目も追加されていますが、メンテナンスバージョンが最新になっていれば自動更新がONになっていると推測して表示しています。
そのため、放置されたサイトでも一時的に高評価になることはありますが、プラグインやテーマの更新、メジャーアップデートが放置されていれば、別のリスクが残っている場合があります。
まとめ
- WordPressは、放置していても「最低限の安全」は自動で守られる
- しかし、プラグインやテーマは別途管理が必要
- 最新バージョンに更新するのが推奨される
もし不安な場合は、診断ツールや定期メンテナンスを活用して、より安全なサイト運営を目指しましょう。
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