WordPressサイトを運営していて、テーマやプラグインの更新後に「なんか表示がおかしい…」と感じたことはありませんか?
これは初心者に限らず、ベテランのサイト運営者でもよく経験するトラブルのひとつです。
実は、WordPressの更新によって表示が崩れる原因は複数あり、その多くが事前の対策と正しい対応で回避・解消できます。
この記事では、よくある表示崩れのパターン5選とその具体的な対処法、さらに再発防止のポイントや、もしものときに役立つ診断ツールまで、実践的な内容をお届けします。
なぜ表示が崩れるのか?よくある原因5つと対処法
1. CSSやJavaScriptのキャッシュが原因
更新後に「デザインが反映されていない」「前のレイアウトのままになっている」と感じたら、まずはキャッシュを疑いましょう。
主な症状: ボタンやレイアウトが旧デザインのまま/表示が部分的に欠ける
✅ 対処法: スーパーリロード(Shift + リロード)や、ブラウザのキャッシュ削除。必要に応じてCDNやキャッシュプラグイン側のクリアも行いましょう。
2. テーマとプラグインの互換性エラー
WordPressのテーマとプラグインは、それぞれアップデートのタイミングや仕様が異なるため、互換性のズレが原因で表示崩れを引き起こすことがあります。
主な症状: 一部のウィジェットが消える/CSSが効かなくなる/JSが動かない
✅ 対処法: 一括更新は避け、順番にアップデートして表示確認を。変更履歴(changelog)も確認すると安心です。
3. カスタマイズの影響(functions.phpや独自CSS)
独自のコードを追記している場合、更新によって上書き・無効化されてしまうことがあります。
主な症状: オリジナルのスタイルが消える/エラーが出る/機能が動作しない
✅ 対処法: 更新前にバックアップを取り、変更内容をメモしておきましょう。子テーマを活用するのも安全策です。
4. キャッシュ系プラグインが古い情報を保持している
「表示が崩れているのは自分だけ?」と思ったら、キャッシュプラグインが古い情報を出力している可能性があります。
主な症状: ログイン中は正しく見えるのに、別の端末では崩れている
✅ 対処法: 使用しているキャッシュプラグイン(例:LiteSpeed Cache, WP Super Cache など)の「全キャッシュ削除」ボタンを活用しましょう。
5. テーマやエディタの仕様変更
Gutenberg(ブロックエディタ)やテーマが大幅にアップデートされた場合、HTML構造やCSSのクラス名が変更されていることがあります。
主な症状: 旧ブロックが正しく表示されない/レイアウトが崩れる
✅ 対処法: テーマやエディタの公式リリースノートを確認し、必要に応じてCSS調整やレイアウト再設定を行いましょう。
見た目以外のトラブルにも注意
見た目の表示崩れは気づきやすいですが、実は裏側で起きている問題のサインであることも。
- サイトの表示速度が低下していないか?
- セキュリティリスクが新たに発生していないか?
- PHPやWordPressのバージョン互換性に問題はないか?
こうした項目は、MozCheckの無料診断でまとめてチェックすることができます。
MozCheckで安心サポート
🔎 MozCheckの無料診断では、以下のようなポイントを自動でチェックします
- サイト全体のセキュリティ設定
- 表示速度のボトルネック
- メタ情報の欠落やSEO設定の不備
- サーバー設定やバージョンの不一致
✅ 「自分では気づけない問題」も明らかになるので、更新後の点検ツールとして最適です。
まとめ:更新後のトラブルも落ち着いて対応しよう
WordPressはとても柔軟なシステムですが、更新によって見た目が崩れたり、機能が停止することは珍しくありません。
大切なのは、「何が原因かを落ち着いて見極めること」と、「事前の準備と診断の習慣化」です。
もし不安なときは、MozCheckのようなツールを活用して、プロレベルの視点からサイトの状態をチェックすることをおすすめします。
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